妊婦が診察でコンジローマ、子供が若年性の病気?

コンジローマとは、ヒトパピローマウイルスに感染して起こる性病の一つで、始めはニキビや水膨れのような小さい白いプツプツができ、それが数ヶ月かけていぼのように変わると、ニワトリのトサカやカリフラワーのような形状になっていきます。

男性の場合は陰茎や亀頭、包皮の内側などにできて、女性は膣の入口や中、大小陰唇などにできてかゆみを伴うこともあります。

特効薬はなく、クリームやレーザー治療でいぼを焼き切る他、液体窒素による凍結法などで治療していくしか方法がなく、症状が収まったように見えても体内にウイルスが残っていると忘れた頃に再発することもあります。

性病の場合、血液検査などでウイルスが体内にいるか調べますが、コンジローマの場合は診察のみのことが多いです。
血液検査をしても、血液中にウイルスがいるかどうか確認できない場合も多いので診察だけで判断することがあります。
コンジローマの場合、診察での見た目の判断だけでも感染しているかわかりやすいという特徴があるので、あえて血液検査は行わないことになっています。

また、妊娠中にコンジローマに感染して、それに気づかずに出産してしまうことで今度は生まれた赤ちゃんに産道感染が起こります。

赤ちゃんがコンジローマに感染すると、若年性再発性呼吸器乳頭腫症という病気に発展します。
若年性再発性呼吸器乳頭腫症とは、コンジローマによって喉にいぼができて気道を塞いでしまうことであり、小児の咽頭腫瘍の中でも最も多い疾患と言われています。
若年性再発性呼吸器乳頭腫症でできる腫瘍、悪性のものではないですが、大きさや症状が出ている場所によっては気管切開を行っていぼを取り除く必要があります。

そのため、女性の場合もし妊娠計画中でコンジローマに感染しているのであれば、完全に体内のコンジローマを根絶させてから妊娠をする方が望ましいでしょう。